2:6:2の法則

さて皆さんは2:6:2の法則と言うものをご存知でしょうか?

パレートの法則と言うもので
蟻の社会では2割の蟻は凄く働いて6割のアリは普通に働いて2割の蟻さんはサボっている
そこで、サボっている2割の蟻さんを集団から排除しても
残りの8割の蟻さんだけの集団の中から2割サボる蟻さんが出て来て
2:6:2の割合になるというもので
これは人間社会の集団においても集団心理として同じようなことが起こるというものですね

ガッチャマンクラウズインサイトで出て来た
2:6:2の法則というのはこれとはちょっと違っていて

2割の人がAの意見
もう2割の人はBの意見
6割はどちらでもないどちらでも良い派

これが集団であればどちらかの2割の意見に6割の人間は左右されて
染まってしまう「空気」と言うものを表現されていました。
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さて、ちょっと話変わって
今期は「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」
と言うアニメが放送されていました
このアニメの世界は
「「公序良俗健全育成法」成立により、日本から性的な言葉=下ネタが喪われた日本と言う綺麗な世界」
と言う舞台設定でそこで下ネタテロをする主人公たちを面白おかしく表現しています。

…ですが、過去に日本が本当にそうなりかけた事がある時代があったことをご存知でしょうか?
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【悪書追放運動】
↑こういう事は世界的に過去に政治的、宗教的に何度もあったことですが
1955年頃に漫画バッシングもあって
子供達からエロ本や教育に悪い雑誌を排除しようという運動があり
その悪書の中に漫画も含まれていたのですよね
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各地のPTAや「日本子どもを守る会」「母の会連合会」などの組織も出来
図書選定制度や青少年保護育成法案を提唱、実質的な検閲を要求するまでにいたってました。

図書館や子供達が持っている漫画を親が没収して
校庭で手塚治虫先生の漫画を筆頭に「焚き書」が行われたほどのものであり
相手は「子供達を守る為の正義」と思って活動していたわけです。


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ここで想像して頂きたい
貴方は子を持った親であり
ご近所さんと公園デビューやPTAに参加します。
同じ年頃の子を持つ親同士、近い悩みや話題や相談事もあるでしょう。
その集団の中で「漫画は悪書だから追放しましょう」と言う空気が出来ている時に
それは間違ってると解っていても貴方は逆らえますか?

その集団から○月○日の日に子供達から漫画を取り上げて
校庭で焚き書しますので漫画を集めてきて下さい
と、要求された時、貴方なら逆らえますか?
もしも隠して持っていても子供がこっそりその事をクラスメートに話したりしてバレたら
貴方とその子供はその集団から裏切り者扱いを受け
親子ともどもその集団やクラスメートにイジメの対象になりかねない
そんな環境です。
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漫画批判をしていた人達の意見

●ロボットなどの高度な発展の描写を「できるはずがない」「荒唐無稽だ」と批判した
●手塚のことを「デタラメを描く、子どもたちの敵 」
●こんだデタラメばかり見ていると空想と現実の区別がつかなくなる
●表現が理解しやすいため頭の中で場面を想像することをやめてしまい
 これによって想像力が乏しくなってしまう。
●早く読み終わるということは内容を記憶する時間が短いことでもあり、
 記憶力の低下につながってしまうそうです。(研究結果でそう出ているそうです。)
●文字による表現力がマンガだけ読んでいる人と小説を読んでいる人では、
 小説を読んでいる人の方がわかり易く、良い印象を受ける
●小説等の本をよく読む人の方が普段話していて言葉の理解力や頭の回転が速い人が多い
●毒にしかならず人生の何の役にも立たない
●面白いから子供達が飛びつき歯止めが効かない、だからこそ大人がしっかりと管理するべき

私が覚えてるだけでもこれくらいですが
要約して「漫画ばかり読んでいると馬鹿になる」
と、集約されて表現されるのでしょう
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随分過去の話であって
皆馬鹿じゃないから現代ではそんな事は起こりえない

大半の人はそう思っているのではないでしょうか?

当時だって同じように思っていたんじゃないかなぁ
相手だって馬鹿じゃありません
当時より「より狡猾になった」だけであり
チャンスさえあれば法的に規制しようと狙い続けています。
社会の空気が変わるのを待っています。

最近で言えば青少年保護法案もその一片とも言えるでしょう。

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何かしらの異常な事件が起これば
すぐにマンガやアニメの影響か?
と結び付けたがりますからね

金属バットで両親を殺害するような異常な事件があっても
野球の影響か?とはなりませんw

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かと言って
まったくマンガやアニメやゲームが人に悪い影響を与えないかというと
私は与える部分もあると思います。

上記に書いた反対派の主張も一理あると思っています。

例えば私達同人誌の業界には「ヤオイ」と言う言葉があります。
現代では男性同性愛を題材にした漫画や小説などの俗称として呼ばれていますが

語源は「ヤマなし」「オチなし」「意味なし」の頭をとったもので
ジャンルを問わずヤマもオチも意味もない低質な漫画作品全般を指す用語として使われていて
「プロではない読み手の事までまだ考えられない素人作品だからね」と言う皮肉めいた言葉だったのですが
「面白ければOK」とヤマもオチも意味も持たない作品でも支持を受け始めたと言う背景もあります。

マンガやアニメの実写化もこれに異常反応する方をよく見かけますが
実写で人気があった作品がアニメ化する事にはこうした反応ってほぼ見たことがありません
結果的にはアニメや漫画が実写化して外れ作品も少くありませんが
原作より評価が高かったり人気がある作品はいくつか出て来ていますが
その逆に実写がアニメ化する事で原作を超える評価を受けた作品は私は知らないのですよね

こうした、反応は主にマンガやアニメファン特有のもので
正常か?異常か?と問われれば私には異常に見えます。
アニメ化、実写化、ゲーム化とは表現するハードが変わると言うことであり
当たるとか外れるとかではなく一つの可能性への挑戦なのだと私は思うからです。


最近はアニメを動画サイトなどで見ると
自分が理解出来なかった作品(心理描写等)
考えなくてはいけない作品を全否定する人を見かけます。

お店でもたまに
「なんでアニメは油断するとすぐこんな考えなくちゃいけない作品とかテーマが難しい作品が出てくるのだろう?」
「アニメは何も考えずに可愛いキャラ&カッコイイで萌え萌え言えて面白いだけの作品だけでいい」
↑こうしたことを言われる方も結構居ます。

確かに私だって仕事で疲れて帰宅して何気なく付けたアニメなどで
何も考えずにかわいいキャラを見て癒やされたい時はあります。
仕事で疲れてきたのに考える作品で更に疲れたいと思わない時もあります。

でも、だからと言って自分が求めたものとは違う作品があったとしても
それを否定することはありません。

実写の映画やドラマの作品でも
エッチなものもあれば考えさせられる重いテーマのものもあり
何も考えずにアハハと笑える作品があるのですから
アニメにも多種多彩な作品があってほしいと思うからです。

当時、SF映像作品を作りたかった人達が実写では表現できなかったなので
アニメーションで宇宙戦艦ヤマトと言う作品を作ったように
アニメや漫画には実写ではまだ表現出来ない作品を表現できる可能性を秘めているのですから
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~~故に私は考える~~
それでも多くの方はマンガやアニメは面白いか面白く無いか
ただそれだけで判断して楽しんで良いと思います。

それでも私は
●漫画やアニメはちゃんと人の役に立つものである
と、私は証明し続けねばなりません

漫画やアニメは
映画や小説と違って「ノーベル文学賞」とかそういったものがありません
まだ、社会的には娯楽の粋を出ずに芸術として認められていないのです。

それ故に、社会の空気が悪であり不必要と判断した時は
無くなってしまう文化だからです。
そうした空気と戦い続けるために私は考え続けています。
オタク趣味やコスプレ趣味などを隠さなくてもいいような社会の空気を作るためにも
考え続けています。

それが私の作品に対する姿勢と考える理由

萌えしか無い作品は内容も薄く
作品のタイトルが変わるだけで同じことを繰り返し
そしていつかは飽きられて
現在では漫画離れアニメ離れしてる若者も増加の傾向にあるそうです。

与えて貰うだけではなく
受け取る側の姿勢も問われている時代なのかもしれません

ですのでトワイライトでは映像研究会の時はそうしたお話もしています。

私は夢を見続けていたい
マンガやアニメで見た夢をより良い現実にしていく夢を見続けていたい…

人類が始めて月面にキスしたように…
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